日中の倦怠感や、なかなかスッキリすることができない疲労感、さらに夜の生活への自信喪失…活力不足は毎日の生活に大きな影響を及ぼしてしまいます。
亜鉛を中心に活力アップに関して紹介してきましたが、亜鉛以外でも活力アップにつながる栄養素や生活習慣はたくさんありますので代表的なものを紹介していきたいと思います。
●生活習慣を改善する
まずは毎日の生活習慣を見直すところから始めましょう。
睡眠時間が極端に短い場合や、休日に寝貯めをするなど睡眠時間が不規則になっている場合、質の良い休息をとることができておらず毎日の疲労を睡眠で解消することができないため、疲労感が日々蓄積している可能性があります。また、朝食をあまり食べない場合も、日中のエネルギーが足りず眠気や疲労感につながります。
なるべく生活リズムに規則性をつけ、朝からしっかりと朝食をとり、日中は水を多めに飲むのがおすすめです。
●適度な運動を心がける
毎日疲れているから、となるべく動かない生活をしてしまっていたりしませんか。それは体にとっては逆効果。適度な運動による疲労感は体細胞の活性化と、質の良い睡眠を促してくれる力があります。
ストレス解消や肥満などの対策になるだけでなく、男性の場合活力アップや筋力維持のためにも適度な運動がおすすめ。というのも、筋力トレーニングを行うと男性ホルモンのテストステロンがアップします。毎日行う必要はなく定期的に運動を行う習慣を続けるだけでも活力アップにつながりやすいと言われているからです。
●食生活の見直し
毎日口にする食事、栄養バランスなどはしっかりと考えて選んでいるでしょうか。
最近ではファーストフードやカップ麺・コンビニ弁当が広く普及し、3食ともそのような食事で済ましてしまっている方も多いのではないでしょうかまた、お酒を毎日飲んだり、飲むときに大量に飲む人は要注意。日本人はアルコールに対す耐性が低くアルコールが上手く肝臓で分解できず疲労成分に変わる可能性があります。
バランスの偏った食生活は病気や肥満の原因になるだけでなく、必要な栄養素が足りず慢性的な倦怠感を引き起こす可能性もあるため、なるべくバランスを考えた食生活を続けるようにしましょう。
●アルギニンやBCAAなどのアミノ酸
アミノ酸は亜鉛のように人間の体を構成するのに必要な栄養素の総称で、体内で合成されるものもありますが、体内で合成できないアミノ酸を「必須アミノ酸」と呼び、積極的な摂取が推奨されています。
体の20％を合成するタンパク質の原料であり、栄養や血液・酵素・ホルモンなどになり体を健やかに保つために重要な役割を担っています。
アルギニンやBCAAという単語は活力不足で対策を調べたことがある場合には最近よく耳にすることや目につくことが多くなっているのではないでしょうか、これらはスポーツをする人にはもちろん、毎日の活力アップを目指す場合に欠かせない成分でアミノ酸の一種です。
コンビニで売っている栄養ドリンクなどにも含まれていることが多く、活力の源である成長ホルモンの分泌促進に役立つことや、エネルギー源となるたんぱく質の原料となります。
どんなことでも不調を治すためには毎日のコツコツとした積み重ねが重要になってきます。
精力的な毎日を取り戻すためにも、今一度自分の生活習慣や口にするものなどの見直しをしてみましょう。
